今月の言葉

 
「明日からやろう」と40回言うと 夏休みは終わります。
 
「この身今生において度せずんば 
 いずれの生においてか 
 この身を度せん」(三帰依文)
 
「宗教は、なぜ必要なのか」
  そう問う人にこそ
  宗教は必要である。(西谷啓治)

坊守のつぶやき 13号

 
阪神タイガースが、クライマックスシリーズに進出することになりました。(拍手パチパチパチ) 
野球に興味のない方は、なんのこっちゃと思われたと思いますが、
今季最終戦で、勝てば3位となりクライマックスシリーズに出られるのです。
なんと奇跡の6連勝でシリーズ進出を掴み取りました。
 
私はガチガチの野球ファンではなく、テレビ放送も見たり見なかったりで・・・
そんな私でも、お檀家さんの何人かとはポツリポツリと、野球の話をして楽しい時間を持つことができました。
 
 そんな中で思い出されるのは、私より一五歳位年上の女性のことです。
ご親戚のお墓詣りに、春秋のお彼岸にみえてました。 
最初はお線香をお渡しして、二言三言言葉を交わす程度でしたが、そのうち野球好きということが分かり、いろいろお話をするようになりました。
お話が上手で、飄々と自分が癌なのよという話もされてました。
気にはかけながらも、次のお彼岸に来寺されたらホッとしてまたお話をする。そんな事が何年も続きましたが、ある時からぱたっとお見えにならなくなり、その後、ご親戚の方から亡くなったと 報告をもらいました。
 
 ―あ〜そうか。天寿を全うして、お浄土へ帰られたんだなぁーと。
分かってはいるのです。人間は皆死んで行くという事実を。
でも、所在が気になった時に、何故メールとかで連絡を取らなかったのかと、後悔するのです。
後悔は辛いのです。
死のある生」に気付いていながら、どう生きていけばいいのか、自分に問いかけても答えは出ません。
 悩んだり、迷ったり、会ったり、別れたり、そんなことの繰り返しですが、でも大事な自分の人生を、 今を、丁寧に生きていく。後悔しないよう大事に生きていく。そういう事なのかなと、それを死んでいった彼女が教えてくれた気がしました。
 
 ◯◯さ〜ん、野球見てますか?
お浄土から阪神タイガース応援してくださいね〜!
 
 
 千葉を中心とした台風被害の義援金をお彼岸中にお願いしました。お寺と合わせて一万五千五百五円を日本赤十字社に送金しました。ありがとうございました。