今月の言葉

 
「明日からやろう」と40回言うと 夏休みは終わります。
 
「この身今生において度せずんば 
 いずれの生においてか 
 この身を度せん」(三帰依文)
 
「宗教は、なぜ必要なのか」
  そう問う人にこそ
  宗教は必要である。(西谷啓治)

坊守のつぶやき 8号

今回は【感情老化チェック】をしてみたいと思います。


①失敗すると昔よりもウジウジ引きずってしまう。
②自分の意見と違うと、なかなか受け入れられない。
③この半年で、一本も映画を観ていない。
④一ヶ月の間に、一冊も本を読んでいない。
⑤最近、涙もろくなった。
⑥人にものを尋ねるのが億劫だ。

6個中イエスが一個でもあると、老化が始まっているとの事。
 私なんてウジウジ考えてしまうし、意見が違うとカチンとするし、涙もろくなってすぐ泣くしで… 3個もあるわ。
 
 人間の脳が老化していく中で、私達は認知症にはなりたくないと願っています。
 感情が老化すると、新しいことに対する意欲が湧かないので、本やテレビでこんな事が良いですよと言っていても「まーいいか」と何もしない。
悲しくなったり怒りだしたり、感情の切り替えができなくなり、ブレーキが効かなくなっている。
 40代の頃は、前頭葉の働きで理性で止めていた事も段々低下して行き、早く食い止めておかないと60代になったら取り返しがつかなくなる。
使わなくて駄目になった脳で、認知症になった人もいる。

 ではどうやって変えるのか。
 これまで経験した事が無い事をして前頭葉を使う。例えば、
◦スーパーで使った事が無い食材を買い、  考えてつくってみる。
◦先の読めない事をする(投資なども入るそうです)
◦自分と反対の考え方をする人の本を読む(カッカするが前頭葉は使う)

 脳が若い人は、色々な意見を聞く事ができる。楽だからと自分の考えと同じ人としか付き合わないと、交際がどんどん狭くなっていく。感情を老けさせないには、イエスマンを周りに置かないこと、だそうです。
 感情を若く保っている人は、年を取ってもチャレンジを続ける事ができる。
 先日、ご門徒さんとお話をしていて「母は入院中ゲームでテトリスをしていたら、看護師さんがびっくりされてました」と。
お母様のお年をお聞きすると、今年96歳になられたとのこと。
感情が老化されてないから、お年を召されていてもいろいろな事にチャレンジできるのだと感じました。すばらしいです。
  
 うちの住職は最近物忘れがひどくなって、笑い事ではすまなくなってきました。
それにイライラして直ぐに怒鳴るしで。
脳が老化してますね、確実に!
音楽を聴いたり自分の好きな事をしてはいるのですが、同じ事の繰り返しでは前頭葉が働いていないのでしょう。
 
 何が自分自身に起こるか分からない今を生きている私たちです。
でも、惚けたくない、人に迷惑をかけたくないと心配ばかりしているのは寂しい。
頭や感情を柔らかくして、大事な今をしっかり生きていきたいものですね。
 

 
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