修正会

修正会とは、一年で一番初めのお参りです。

亡くなられた自分にとってかけがえのない大事な方々は諸仏となって、「私を大事だと思ってくださるなら、ぜひ阿弥陀さまにお会いしてほしい」と願っておられるのだと思います。
 私たちの中にある本当の願いとは何のか、亡くなった方の願いとはなにか
このようなことを問いかけながら、「量ることのできないいのちの仏さま」という阿弥陀如来の尊前や墓前で、「私の名を呼んでくれ」という阿弥陀様の声にこたえ、ナム アミダブツとお念仏していきましょう。

念仏とは 我が我に対話する 道である。    藤代総麿

元旦午前11時からお勤めしました

修正会に坊守の用意した料理です

現代の日本では初詣は「願い事をする」ことと思われているようです。曰く「今年一年、健康でありますように」「仕事がうまくゆきますように」等々。
人は常々、仏を救いの絶対者として対象化し、自分の都合の良い状況実現が救いとしてそのことを一心に願うことが宗教行事だと思われているのではないでしょうか。 
 念仏をないものねだりの呪文と捉えている人や、神仏に商売繁盛・無病息災・延命長寿・家内安全を願うことが信心だと決めつけている人がとても多いように思われます。
 藤代先生のお言葉は、自分自身を見つめることの大切さを示しているのでしょう。私たちの日常生活では、ともすれば現実の欲望に執らわれて本当のことが見えないことが多いのでしょう。
 心改まるお正月にじっくりと我が身を振り返り、人生にとって何が大切か、確かな拠り所となる念仏の教えを味わってみましょう。